児玉郡・本庄市で交通事故の加害者になってしまった方へ|むち打ち治療と保険の使い方
2025年08月26日
交通事故には「被害事故」「加害事故」「自損事故」などがあります。
接骨院で交通事故の施術が受けられるのは、交通事故の被害者だけではありまん。
ここでは、主に「加害事故の施術」(加害者の施術の受け方)に関して解説していきます。
加害事故パターン①(過失が10割の場合)
まず、過失が10割の場合です。
これは、相手には一切の過失がなく、全てこちら側に過失がある場合の事故です。
典型例として、赤信号で停車中の車に対して後方から追突してしまったような事故です。
交通事故治療を受ける際に、基本的には「自賠責保険」を使って施術を行います。
自賠責保険は、自由診療での施術が可能になるため、むち打ちなどのおケガを良くするための「より良い治療」を受けることができます。
※自由診療といっても基準はあります
しかし、自賠責保険は「交通事故の被害者救済」を目的とした保険です。
こちらに全ての過失がある場合は、「加害者」であり「被害者」には該当しませんので、自賠責保険が使えません。
「じゃあ、加害者は交通事故治療が受けられないの?」
ここで安心していただきたいのは、10割加害者であっても接骨院で施術は受けられるということです。
その場合は、自身で加入している任意保険の「人身傷害保険」を使用して交通事故治療が受けることができます。
本庄市・児玉郡上里町にある、てしがわら接骨院・整体院では、皆様に最善の方法をご提案できる接骨院を目指しています。
例え加害者であっても「より良い治療」「充実した治療」を受けられる方法がありますので、しっかりご提案させていただきます。
加害事故パターン②(過失が6割以下の場合)
次に、過失割合が6割以下の場合です。
例えば、今回起きた交通事故の過失割合が6(自分):4(相手)だったとします。
これは、割合が違うものの、お互いに過失が生じている状態です。
つまり、
自分:6割は加害者だけど、4割は被害者
相手:4割は加害者だけど、6割は被害者
ということになります。
ここの最大のポイントは、こちらも「4割は被害者」ということです。
既に解説しましたが、自賠責保険は「交通事故の被害者救済」を目的とした保険です。
と言うことは、今回のケースはこちら側も自賠責保険を使って交通事故治療が受けられるということです。
自賠責保険は、自由診療での施術が可能になるため、むち打ちなどのおケガを良くするための「より良い治療」を受けることができます。
※自由診療といっても基準はあります
このような方法もご提案することができますので、万が一、交通事故に遭われてしまった場合は、当院で安心して治療を受けていただければと思います。
加害事故パターン③(過失が7割以上の場合)
最後に、過失が7割以上の場合です。
例えば、今回起きた交通事故の過失割合が7(自分):3(相手)だったとします。
こちらも、割合は違うものの、お互いに過失が生じている状態です。
自分:7割は加害者だけど、3割は被害者
相手:3割は加害者だけど、7割は被害者
という状態です。
これは、こちらも「3割は被害者」ということになります。
おさらいですが、自賠責保険は「交通事故の被害者救済」を目的とした保険です。
と言うことは、こちら側も自賠責保険を使って交通事故治療が受けることが可能です。
ここでポイントになるのは、過失が7割以上になる場合、「重過失減額」というものが適応されるということです。
本来、自賠責保険の限度額は通常120万円となっており、
・治療費
・交通費
・休業損害
・慰謝料
などをカバーすることができます。
過失が7割以上ある場合は重過失減額により、この限度額が「2割減」の96万円になります。
※傷害の場合
この2割減された限度額を基準に、このような場合でも「自賠責保険」を使って「より良い治療」を受けていただける方法もありますので、ご安心ください。
最後に
このように、加害者の場合でもむち打ちなどの交通事故によるケガの治療ができます。
ただ、「より良い治療」が受けられるかどうかは、私たち接骨院側にかかっています。
最善の施術を受けるためには、交通事故の知識が豊富で、対応に慣れている接骨院を選ぶことが重要になります。
万が一、交通事故の加害者になってしまい、むち打ちなどのケガをしっかり治療したい方は、本庄市・児玉郡上里町にあるてしがわら接骨院・整体院へご相談ください。
交通事故無料相談は随時受付中です。











