子どもが車に同乗してて、交通事故でむちうちになってしまったら?治療や慰謝料などの注意点について
2022年09月7日
こんにちは!
埼玉県本庄市・児玉郡上里町にある、てしがわら接骨院・整体院 院長の勅使河原です。
今回は「子どもが同乗していて、交通事故でむちうちになってしまった場合」について当院の考え方をお話させていただきます。
本庄市や児玉郡(上里町・神川町・美里町)は埼玉県内でも交通事故発生率が高く、当院にもお子様が同乗していて交通事故に遭ってしまい、むちうちをされた方が治療にいらっしゃいます。
是非、参考にしていただけたらと思います。
交通事故で子どもが同乗していた場合
子どもが同乗していて交通事故に遭ってしまうケースは、当院でもよくみられるケースです。
つい先日も、子ども3人同乗中に交通事故に遭われた方が来院されました。
子どもに限らずですが、基本的に交通事故に遭われてしまった場合は、できるだけ早く医療機関へ受診することが必要になります。
特に、まだ意思表示がしっかりできない年齢の場合は、ケガをしているかどうかが素人ではわからない場合もあります。
その時は大丈夫だろうと思っていても、後から症状が出てくるということは交通事故ではよくある話です。
医療機関を受診していない状態で、後から症状が出てきても交通事故との因果関係が証明できなくなります。
そうなると、本来自賠責保険で受けられる治療や慰謝料などの補償が受けられなくなってしまいます。
その為、症状の有無にかかわらず、早期に医療機関を受診するようにしてください。
子どもの治療について
子どもが同乗していた交通事故の場合、治療はできるのでしょうか?
もちろん可能です。
運転者と同様に同乗者も整骨院での治療を受けることができます。
では交通事故で子どもが同乗していた場合、まずどこへ受診すればよいのでしょうか?
交通事故によるケガは整形外科が専門になりますので、基本的には整形外科の受診がベターです。
しかし、「子ども」と言っても年齢によって対応が変わってくるケースもあります。
本庄市・児玉郡上里町のてしがわら接骨院・整体院の考えとしては、
①小学生以上であれば、整形外科への受診で問題なし
②未就学児であれば、一度かかりつけの小児科に相談し、指示を仰ぐ
という形をおすすめしています。
その後は、整骨院にて治療が可能になりますので、当院にご相談いただければ問題ありません。
子どもの慰謝料について
子どもが同乗していた交通事故の場合の慰謝料はどうなるのでしょうか?
整骨院への通院で補償される入通院慰謝料は、たとえ子どもであっても受け取ることができます。
運転者やその他の同乗者がいた場合でも、お一人お一人しっかり補償されます。
尚、慰謝料の計算は
①4,300円 × 総治療日数
②4,300円 × 実通院日数 × 2
という2つの計算式をもとに算出し、金額の低い方が慰謝料として支払われることになります。
その他にも、場合によって加害者側に請求できる慰謝料もあります。
(後遺症慰謝料・死亡慰謝料・近親者慰謝料など)
基本的に、整骨院の場合は入通院慰謝料が対象になります。
大切なお子様ですから、まずはしっかり治療を受けていただいて、慰謝料という形で自賠責保険の補償を受けていただけたらと思います。
ご家族で出かけていた際に交通事故に遭ってしまう場合もあるかとは思いますが、その際は同乗している子ども及びその他の同乗者全員補償を受けられますので、万が一の時は、本庄市・児玉郡上里町のてしがわら接骨院・整体院へご相談ください。