本庄市・児玉郡上里町にある、てしがわら接骨院

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助手席や後部座席で交通事故に遭った同乗者の方へ。整骨院での治療や慰謝料は?

2022年05月18日

こんにちは!

 

埼玉県本庄市・児玉郡上里町にある、てしがわら接骨院・整体院 院長の勅使河原です。

 

今回は「助手席や後部座席に同乗していて、交通事故に遭ってしまった場合」について当院の考え方をお話させていただきます。

 

本庄市や児玉郡は埼玉県内でも交通事故発生率が高い市町村ですので、万が一の為にぜひ参考にしていただければと思います。

 

まずはじめに~自賠責保険とは?~

 

自賠責保険という言葉は聞いたことありますか?

 

正式名称は「自動車損害賠償責任保険」と言います。

 

これはいわゆる「強制保険」と呼ばれるもので、車やバイクを所有する際に加入が義務付けられている保険です。

 

自賠責保険というのは対人補償を目的とした保険で、具体的には「交通事故に遭われた被害者のための保険」となります。

 

補償内容は、主にお怪我をされた際の治療費、通院における交通費、お仕事を休まれた際の休業補償、慰謝料の4つです。

 

つまり、100%加害者となってしまった交通事故では、自賠責保険は適応にならないということです。

 

 

助手席や後部座席に同乗していて交通事故に遭った場合~被害事故編~

 

ご自身が運転しておらず、助手席や後部座席に同乗していた時に交通事故に巻き込まれてしまった場合をご説明します。

 

例えば、ご家族が運転している車に同乗していて、信号待ちで後方から追突された場合などです。

 

結論からお話しすると、交通事故事故状況により被害者であった場合、同乗人数に関わらず車に乗っていた人全員が自賠責保険による補償を受けることができます。

 

なぜならば、自賠責保険とは交通事故に遭われてしまった被害者のための保険だからです。

 

その為、万が一お怪我をしてしまった場合も、整骨院では自己負担0円で治療を受けることができますし、慰謝料も受け取ることができます。

 

 

助手席や後部座席に同乗していて交通事故に遭った場合~加害事故編~

 

では、ご自身が運転しておらず、助手席や後部座席に同乗していた車が事故を起こしてしまった場合をご説明します。

 

結論からお話しすると、交通事故事故状況により加害者であった場合、同乗者は自賠責保険による補償を受けることができます。

 

このような場合、同乗者は加害車両に乗っていて交通事故に巻き込まれてしまった「被害者」となります。

 

自賠責保険は被害者のための保険ですので、加害車両に乗っていた同乗者でも自賠責保険による補償が受けられます。

 

つまり、整骨院で自己負担0円で治療を受けられ、慰謝料も受け取ることができます。

 

尚、加害車両を運転していた人に対しての自賠責保険による補償ですが、これは交通事故の状況によります。

具体的には過失割合によって変わるということです。

 

過失割合で1割でも相手に過失があった場合、こちらも1割は被害者となりますので、ルール上は自賠責保険による補償が受けられます。

※状況により自賠責保険の補償が認められない場合や、通常と異なる点もありますので注意が必要です。

 

しかし、100%こちらに過失がある場合には、100%加害者となりますので、自賠責保険での補償はありません。

※この場合は、別の補償がありますのでご安心ください。

 

繰り返しになりますが、自賠責保険は交通事故の被害者のための保険なのです。

 

助手席や後部座席に同乗していて交通事故に遭った場合~チャイルドシート編~

 

次にチャイルドシートで同乗していたお子様の場合についてご説明します。

 

結論からお話しすると、交通事故事故状況により加害者であった場合でも、被害者であった場合でもチャイルドシートで同乗していいたお子様は自賠責保険による補償を受けることができます。

 

特に小さいお子様の場合や意思表示がしっかりできない年齢ですと、お身体の異常を自ら訴えることができない場合もあります。

 

その為、必ず医療機関へ受診し、適切な検査を受けるようにしてください。

 

尚、この場合も整骨院で自己負担0円で治療を受けることができ、慰謝料も受け取れますのでご安心ください。

 

 

シートベルト着用率

 

最後にシートベルトの着用率に関してお話させていただきます。

 

結論からお伝えすると、後部座席でのシートベルト着用率が低くなっています。

 

【全国平均】

 ●一般道路

  ・運転席  : 99.1%

  ・助手席  : 96.7%

  ・後部座席 : 42.9%

 

 ●高速道路

  ・運転席  : 99.6%

  ・助手席  : 98.9%

  ・後部座席 : 75.7%

 

【埼玉県】

 ●一般道路

  ・運転席  : 99.2%

  ・助手席  : 96.8%

  ・後部座席 : 51.1%

 

 ●高速道路

  ・運転席  : 99.5%

  ・助手席  : 98.5%

  ・後部座席 : 81.9%

 

このように、運転席、助手席は着用率が高いものの、後部座席では低い傾向にあります。

 

シートベルトは命を守るために必要なものです。

 

助手席や後部座席を含め、すべての座席でシートベルト着用を徹底しましょう。

 

 

交通事故によるお怪我の治療の相談は、本庄市・児玉郡上里町にあるてしがわら接骨院・整体院までお問い合わせください。

 

 

 

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