反り腰の治し方や原因は?骨盤矯正や整体で改善できる?良くない座り方や立ち方はある?
2023年01月4日
こんにちは!
埼玉県本庄市・児玉郡上里町にある、てしがわら接骨院・整体院 院長の勅使河原です。
今回は「反り腰」について当院の考え方をお話させていただきます。
当院でも反り腰を気にされる患者様が多くいらっしゃいます。
腰痛などの原因にもなりますので、ぜひ参考にしていただけたらと思います。
反り腰とは?
反り腰とは、骨盤の前傾(骨盤全体が前に傾くこと)により、腰のカーブ(前弯)が通常よりも増している状態です。
背骨は横から見たときにS字カーブを描いています。
・頚椎(首の骨) → 前カーブ(前弯)
・胸椎(背中の骨)→ 後ろカーブ(後弯)
・腰椎(腰の骨) → 前カーブ(前弯)
・仙骨(骨盤の骨)→ 後ろカーブ(後弯)
腰の骨自体は、もともと前弯しているのですが、様々な要因により前弯が強くなってしまいます。
当院でも反り腰を気にして骨盤矯正や整体を希望される方や、腰痛で来院され、身体を検査してみたら反り腰だったという例は非常に多いです。
なんと女性の8割は反り腰と言われています。
ちなみに、反り腰かどうかをチェックする方法は
①まず仰向けに寝ます
②そのまま腰の下に手を入れます
③手が奥まで入ってしまう場合は、反り腰の可能性が高いです
気になる方は、本庄市・児玉郡上里町のてしがわら接骨院・整体院で、ぜひ反り腰のチェックをしてみてください。
反り腰の原因は?
実は骨盤をまっすぐの状態でキープできなくなってしまうと、反り腰になってしまうのです。
横から見たときに、骨盤はまっすぐ立っている状態が正常です。
これが何らかの原因で骨盤が前に傾いてしまう「前傾」という状態になると、腰の前弯が強くなり、反り腰になります。
なぜ骨盤が前傾してしまうかというと、身体の前後の筋肉バランスが崩れることが原因です。
筋肉バランスが崩れる要因としては、
・仕事の影響
→1日中パソコンなどのデスクワークを行っているなど
・身体の使い方のクセ
→イスの座り方やハイヒールを履く習慣など
・妊娠、出産
→妊娠中は反り腰になるので、その状態でクセがつく
・運動不足
→筋肉を使わないと硬くなる
・加齢による筋力低下
→筋力が弱くなり、骨盤をキープできない
などが挙げられます。
一度、反り腰の状態になってしまうと、その状態で形状記憶されてしまいますので、自然に治ることはありません。
その為、反り腰になってしまっている根本原因を解決していくことが必要になります。
反り腰に骨盤矯正・整体は有効か?
反り腰は骨盤矯正や整体で改善できるのでしょうか。
前述したとおり、反り腰は骨盤の前傾を伴います。
ということは、骨盤の傾きを治さなければ、反り腰は治りません。
つまり、骨盤矯正や整体は反り腰の改善に有効です。
また、当院ではコルセットなどでの矯正はおすすめしていません。
コルセットなどのサポートに頼るのではなく、自身の筋肉バランスを整えていくことが重要になります。
骨盤矯正や整体を活用することにより、骨盤をまっすぐな状態でキープしやすくなってきます。
骨盤矯正や整体を受けることは、反り腰を改善する上で欠かせないものとなるでしょう。
反り腰(骨盤前傾)の治し方
骨盤の前傾は筋肉バランスが崩れることにより起こります。
その要因に対して解決策を考えていくことが重要です。
・仕事の影響(1日中パソコンなどのデスクワークを行っているなど)
→1時間に1回は席を立ってストレッチを行う
長時間のデスクワークで固まりやすい骨盤周辺の筋肉をストレッチ
・身体の使い方のクセ(イスの座り方や立ち方など)
→正しい立ち方や座り方を習得する
イスに座る際には、お尻の穴を真下に向けるように座る
・妊娠、出産(妊娠中は反り腰になるので、その状態でクセがつく)
→産後ケアをしっかり行う
産後骨盤矯正と大股ウォーキングで骨盤を立たせる
・運動不足(筋肉を使わないと硬くなる)
→定期的な運動を行って筋肉の柔軟性を保つ
まずは大股ウォーキングで骨盤周辺の筋肉をしっかり動かす
・加齢による筋力低下(筋力が弱くなり、骨盤をキープできない)
→大股ウォーキングで骨盤周辺の筋肉を鍛える
大股で歩くと骨盤が立ちやすくなる
反り腰を改善するには、正しい習慣作りが重要になります。
さらに、反り腰改善に有効なセルフケアグッズもあります。
(※セルフケアグッズを試してみたい方は、当院へご相談ください)
「正しい習慣作り × 骨盤矯正・整体 × セルフケア」
これが反り腰を改善する最適な方法と言えるでしょう。